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Raspberry PiをCUI/コマンドライン起動にする方法

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初期のRaspberry PiやZero系では、CPUやメモリに余裕がないため、デスクトップPCのように利用しないのであれば、CUI/コマンドライン起動にすることにより、より快適に利用できるようになります。

この記事で分かること

コマンドライン起動にするメリットとデメリット

CPUが非力なRaspberry Pi Zero系や Raspberry Pi を IoT機器として利用したりする場合には、Raspberry Pi をデスクトップPCのように利用する頻度は少ないかと思います。

その場合には、コマンドラインで起動することで、CPUやメモリに余裕を持たせたり、起動を早くすることができます。

メリット

・起動が速くなる
・GUIプロセスが起動していないのでCPUやメモリなどに余裕が出る

デメリット

・GUI操作をしたい場合には、いちいちGUIを起動する必要がある

おすすめの人

  • sshでしか使っていない人

変更手順

CUI/コマンドラインモードで起動させるには、ランレベルを変更します。

ランレベルとは

ランレベルとは、UNIX系OSにおける動作モードのことです。動作モードによって、自動的に起動されるプログラムが異なります。

いくつかモードがありますが、よく利用されるものは以下になります。

ランレベルsystemd値起動状態
3multi-user.targetCUI(コマンドライン)モード
5graphical.targetGUIモード

現在のランレベルを確認する

sudo systemctl get-default

ランレベルを変更する

sudo systemctl set-default multi-user.target

GUIを使いたくなったら

一時的にGUIを利用する場合は、以下のコマンドを実行することで、GUIが起動します。

startx
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この記事で分かること